第三章



釣り論 第三章  「釣りのスタイル」


「釣り論 序章」
「釣り論 第一章」
「釣り論 第二章」

段々とターゲットの魚が釣れてくると
道具にこだわり出していきます


これはほぼ釣り人全員に当てはまるでしょう
(もちろん程度の差はあるでしょうが…)



そうなると「釣るために」道具を揃えていたものが
「道具を揃えるために」道具を揃えるという
恐ろしいことになっていきます



このとき何でもかんでも揃えていたのでは
(もう手遅れですが)大変なことになるので
自分に対する一応の「縛り」を設けることが多いようです


これはどういうことかというと


例えばルアーだけでも
世の中にはとんでもない種類のルアーがあります
全部揃えることは不可能です


  1種類のルアーだけでも
  カラーバリエーション
  サイズバリエーション
  20〜30種類あるのは当たり前です
  毎年その年の限定バージョンなども発売されます


  個人ビルダーなどでは
  注文に応じてサイズ、カラーを作り分けます
  まさに種類は無限



名目は「釣るため」のコレクションなので
自分の「釣りのスタイル」をある程度限定して
それに沿ってコレクションしていく
というのが 最も一般的でしょう


(もちろん眺めて楽しむ人もいますけどね)



  ワームの釣りを極めたい
  スピナーベイトが面白い
  フロッグの改良に生き甲斐を感じる
  リアルなミノーじゃないと釣れる気がしない
  デッカイルアーがとにかく好き
  トップに躍り出るところが見たい



バス釣りだけとっても そのスタイルは多種多様



そのスタイルに合わせてルアーをチョイスし
ロッド、リールなども揃えていく…


イケナイ麻薬による快楽に完全にやられてます





コレクションと釣りのスタイルは表裏一体です



そうするとどうなるか分かりますか?



釣り方を限定し出す訳ですから 当然










「釣れなくなります」



なんでもアリが一番釣れる


そもそも魚種を絞った時点で釣れなくなる
五目釣りが一番釣れる



でも、自らその釣りを捨て 釣れない釣りを目指す


釣るために始めた釣りが
釣るために道具にこだわっていくうちに
まさか釣れなくなっていくとは夢にも思わなかったでしょう




私がハマッたのは


TOPトップ WATERウォーター GAME」


でした



まさに釣れない釣りの代名詞




では、次回は その
「TOP WATER GAME」
魅力について…



と、思ったのですが




道具のこだわり、コレクションにはまだ続きがあります



次回はその「行きすぎた道具のこだわり」について





「TOP WATER GAME」の魅力については
その次ぎにでも…


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