Vol.3
「0」なんてあるもんか!
過去のブログの中で
「1の質的破壊」と「1の量的破壊」によって
「1」を完膚なまでにたたきのめした俺だが
今回の相手はデカ過ぎる
何たって相手は「0」だ
「0」の発見が今まで人類にどれだけ大きな影響を与えてきたか…
それをまた破壊しようとしているんだから確かに荷が重い
しかし男には晩飯の皿洗いのように
やらなければいけないときがある
心を鬼にして取り組もう
人類の歴史という壮大なテーマに挑むのだから
こちらもそれなりのテーマで挑まなければな
ズバリッ
「男と女の関係」によって
「0」を破壊する
ズバリだよ、ズボリじゃないよ
1人の女と1人の男で1人の子供
こいつで考えてみよう
1人の女に対して1人の男はどうするか?
「かける」だろ
gansha って言うからな
ってオイ。いちいち変換しねぇ〜ぞ
つまりだ「1×1=1」ってことになる
なる?ならないだろ
子供が1人とは限らない
アレ?早くも挫折?
いやいや ヒトとして考えないで
「卵子」と「精子」で考えればいいんだ
これでいい
「1×1=1」
これならいい
ってことになる
でも これじゃあ普通の算数だ
何の破壊も出来てない
「0」の破壊のためにはどうするか?
「受精卵」を作らなければいい
1×1=0 にしてしまえばいい
それには何が必要か…
オカモトさんの助けになろう
オギノさんはイマイチあてにならん
なんか今回のブログ、品がないぞ…
オカモトさんの働きは精子を「0」にすることだ
オカモトさんを加える(足す)ことで「1」を「0」に変える
オカモトさんは何だ?
「1」個だ
つまり
1×(1+1)=0
何かに0をかけると0になるのだから 何かが0になってる
それはなんだ
括弧の中の1+1が2ではなくて0になったと思われる
試しにオカモトさんを2個加えてみようか
1×(1+1+1)=0
答えは同じ
括弧の中の3は0になってるようだ
物理的に何個まで加えられるのか知らないけれど
括弧の中はいくつになっても「0」だ
そこにあったもの(1)が無くなって(0)いる
元来「0」は「無いものを表す数」なのに
「あるものまで無くしてしまっている」
そうなると もはや「0」は
根底から存在が危ぶまれるものになりはしないだろうか
特にコンピューターの世界では
「ある」か「無い」か の「無い」側担当なのに
あるものすら無いと主張しだしたら手に負えないのではないか
もはや「0」は破壊されている
これはなんと呼ぼう
そうだ
「0のオカモト的破壊
日本の技術力の勝利」
こう呼びたい
参ったか!
コンピューターめ!
お前なんかっ!お前なんかっ!
:
:
:
こうして俺のコンピューターとの壮絶なる戦いは終わった
これからは主人であるこの俺の命令を
忠実に正確にこなしていってくれるだろう
激しい戦いだったが
吹き抜ける優しい風のような感覚を
もたらしていってくれた気もする
戦いの後の「ノーサイド」の笛が響き渡る
さぁユニフォームを交換し
明日からの新しい世界を共に歩もうじゃないか
俺の新しい思い出もお前のその中に刻んでいってくれ
では ひとまず 今日の所は「おやすみ」
了
あ、フリーズした。
テメェ! このやろぅ
fin