平らにする



前回完成したセンターパーツに 両サイドのパーツをくっつける前に
やっておかなければならない加工があります


このセンター・パーツを平らにしておかなければいけません


両サイドのパーツとくっつけたときに 隙間が出来てはかっこ悪いのでね



まずは危険のないようにバイスにセットしてカンナをかけます



これでだいたい・・・・平らになったら 今度は、しっかり・・・・と平らにする作業です


鉛筆などで適当に線を入れてから
その面をテーブルなど平らな面においたペーパーでならします



このとき均等に力を入れるように注意します



で、ひっくり返して見てみると…



ほぼ間違いなく「外側」の鉛筆が残ってます
ってことは外側がダレてるってことです
  画像で分かります?
  これはペーパーに当たってないって事ですね
  「水平に」ペーパーに当てないと
  このダレがさらに大きくなってしまうので注意です


この鉛筆の線が消えるまでペーパーを当てて平らにします
  計ってはいませんが、この残り方でしたら0.05ミリ程度だと思います




これで片側が完了




反対側も同じ要領で平らにするのですが、
両面を平行にしたいので「ノギス」で測定しながら
ペーパーを当てていきます



この時はさっきとペーパーの当て方が違うので注意が必要です


板厚の厚い部分は力を入れて、
薄い部分は力を抜いて、ペーパーを当てます
  カンナの段階でなるべく平らにしておければいいのですが
  あまりにも場所によって寸法が違うときは
  「ヤスリ」でならしてからペーパーを当てるといいです




柔らかい木では難しいでしょうが マホガニーのように固い木では
かなり精度の高い平行を出すことが出来ますよ
  ま、ルアーとしては平らならいいんですけどね
  平行にするのは何となくそれのがカッコイイからです
  たぶん出来上がってしまえば分かりません




このあと、両サイドのパーツをエポキシ・ボンドでくっつけるつもりですが
面が平らになっていると接着力が増しますので 
出来るだけ平らにしておきたいところです
  定規を当てて光に透かして見ても 光が漏れて見えないくらいに…




では 両サイドのパーツをくっつけましょう



次回





クリックしてもらえると、ありがてぇッス

にほんブログ村 釣りブログ トップウォーターへ
にほんブログ村





たぶん、丁寧にカンナをかければそれだけでOKだと思いますが…




製作工程を、順を追って見てみたいって奇特な方がおられたら
コチラをどうぞ → [http://d.hatena.ne.jp/suimen/20100102:title=「目次」]
目次にまとめておきました