リールの話 16
この二つのダイレクト・リール、
その違いとは?
前回の話、覚えてます?
| 思いのほか長いシリーズとなってしまったので
| 以前の記事を「目次」にまとめました
|
| 今まで通り「リールの話 1」から順に読むことも出来ます
スプールの重さが全然違います
Shakespeareのスプールの素材は 「鉄」
一方、Langleyのスプールの素材は 「アルミ」
そりゃ違うよね
試しに重さを量ってみましょうか?
Shakespeareのスプールの重さは…
「38.8g」
Langeleyは?
「20.5g」
全然違う!
計りが役に立ちましたっ!
この違いがどういう風に釣りに関係するかというと
キャスト出来るルアーの重さに影響します
投げられるルアーの重さが違ってきます
Shakespeareのリール(鉄のスプール)では
軽いルアーはヒジョーに投げにくい
具体的にはこれ ↓
ヘドン:ザラプーチ … 8.6g
まずコレをキャストするのは無理。
狙ったところに投げるなんてとてもじゃないけど俺には不可能
ズイール:アライくん … 12.6g
このくらいの重さになってくるとどうにか投げられます
けど気を抜くとバックラッシュしてる事が多いです
ヘドン:ラッキー13 … 16.9g
全く問題なし
思う存分向こう岸まで投げ倒してください
鉄のスプールだと「回り出す力」がより多く必要なので
軽いルアーには向きませんね
アルミのスプール、軽いスプールでは
上のどのルアーでも好きなように投げられます
ですので
まず入門にはアルミのスプールをお勧めします
あまり違和感なくダイレクト・リールの世界に
入っていかれるのではないでしょうか
ちなみにヤフオクの写真で鉄とアルミの違いを見分けるには
質問するのが手っ取り早いんですが
出品してる人も知らない場合があるので…
「光ってたら鉄」、「くすんでたらアルミ」って感じで見分けられますね
分からないときはスルーしましょう
鉄って素材は錆びちゃうので表面処理が必要です
それをメッキでやっているものがほとんどですので
キラキラしてるのが多いです
たまに素材が真鍮の物もあるようですが
それもメッキ処理してますね
普段から重めのルアーを使っている人はどっちでもいいです
当然ロッドとの相性によっても投げられるルアーは変わってきますので
ご自分のタックルと相談してくださいね
でもアルミがいいと思います
では 次回は
「メンテナンスするなら まず分解」
いってみましょう
実は分解の方が好きです
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