リールの話 12



「リールの話」を書き始めたときは
こんなに長くなるとは思ってませんでした


  「もう、飽きたよ…」


って方も居るでしょうが




我慢してください



続けます
  




 |   思いの外長くなってしまったんで
 |   以前の記事を「目次」にまとめました
 |
 |   今まで通り「リールの話 1」から順に読むことも出来ます





さぁ今回は「サミング」の説明なんですが
大したことはないんです


最新のリールのようにスプールの回転を調整してやればいいんです


でも ブレーキ「らしきもの」しかないコイツで
どうするの? 何を使うの?





アレを使うんですよ


持ってるでしょう


立派な物を


他よりちょっと太めで


ちょっと不格好な


そんなやつ


ぎこちなく動く


棒状のやつ












Parent Finger
  親指 → Parent Finger  …  間違い
      → Thumb      …  正解




こいつを使ってスプールの回転を調整します


こんな感じで…



スプールを押さえてやるだけです




簡単そうでしょ
見てるだけならね
やると結構難しい



前回説明しましたが
スプールの回転はルアーが飛んでいく力に影響を受けるので
キャストの最初はあまり問題はない
ここはまぁほっといてもいい
  なるべく「初速」を押さえて投げると投げやすい


ルアーが飛んでいく力が落ちたときに
慣性の法則で回り続けるスプールの力を
ルアーが飛んでいく力に合わせて落とすために
スプールを親指で押さえる


「ムギュ」っていきなり押さえると止まっちゃうので
「ジワ〜」って優しく押さえる 触る程度


そして様子を見ながら段々強くしていって…


で、フィニッシュで「グッ」って押し込むっ!
んじゃなくて、押さえるんだった 「押さえる」





これが サミング





この「サミング」が上手くできないとバックラッシュしまくりなんです


この感覚、
スプールの回転とルアーの速度を感じながらの調整がやや難しいですね


「慣れ」の問題だとは思うんですけど
これが難しいからみんなダイレクト・リールを敬遠するんでしょう
  偉そうに言ってますが、俺も上手い訳じゃないですよ




でもね
同じリールで
同じロッドで
同じルアーを使ってれば
すぐに分かるようになりますよ


この組み合わせを変えるから分かんなくなっちゃうんです
リール、ロッドはあまり変えないけどルアーはよく変えるからね
ルアーの重さが変わると感覚が変わる
  俺は釣行の度に全部組み合わせが違うから
  2〜3時間はずっとアタフタしてます
  親指が覚えたり、思い出したりするのに時間が掛かる



ルアーをちょっと重めのルアーにして親指に覚えさせる 染み込ませる


そうすりゃ比較的簡単に体得出来ます







でも最新のリールならこんな苦労は要らない
サミングしなくてもバックラッシュしませんからね


わざわざダイレクト・リールなんてバカな物使って
ストレス感じて釣りする必要もないんですよ


こんなリールでアタフタして「モチベーション」下げるこた〜ない


最新のリールで楽しめばいい








それでいいんですか?



アナタはそれでいいんですか?



それで満足なんですか?



本当に満足してるんですか?







そんな声が聞こえる…




では


「どうやってモチベーションを維持するのか?」



次回







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「で、いつ柔らかくなったんだ?」
「柔軟剤は関係ないよ! 大体お前はいつも柔らかいだろっ!」




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