リールの話 6



さてさて、いよいよ大好きな


「ダイレクト・リール」


の話になるわけですが
  関連記事も合わせてどうぞ
   「リールの話 1」
   「リールの話 2」
   「リールの話 3」
   「リールの話 4」
   「リールの話 5」



要するに昔のリールです
  最近、リメイクしてるのもありますけどね


前回 「リールの話 5」 で書いたように
最近のリールにはクラッチっていう物があります


コレがないのがダイレクト・リールなんです


つまりスプールとハンドルが「ダイレクト」に繋がってる「リール」
って意味です


だからこのリールが当たり前の当時は
ダイレクト・リールって名前で呼んではいなかったと思います
  たぶんね 知らないけど
  今どき「パンダ」の事をいちいち「ジャイアント・パンダ」って呼ばないようなもんでしょ
  昔は「レッサー・パンダ」が「パンダ」だったらしいけどね



飛距離を求めた結果クラッチが出来た訳だから
当然 飛距離は今のリールには敵いません
  スゲェ〜飛ぶのもあるらしいですよ
  たぶん月のウサギを釣る為のリールでしょう


だから万人にお勧めできるリールではないんですけど
俺はフローター・バッシングな訳で飛距離はあんまり重要じゃない


そうなるとこの飛ばないリールで事足りちゃうんです




でも、飛ばないから いいリールって訳ではない
ちゃんと魅力があるんです




色々魅力があるんですが俺にとって1番の魅力は



「機械感」 かな



なんて言っても昔のリールですからね
加工技術も昔のものなんですよ
今のコンピューター制御の機械でなんか作ってない訳ですよ


俺は物作りが好きですからこういうのはただただ 「好き」




今のリールですと凄すぎてどうやって加工してるのか分からない
俺の理解の範囲を超えてるんです


このダイレクト・リールを見てると
昔の職人が持てる最高の技術を出し惜しんで作ってる感じが
伝わってくるんです


人の手で作ってるんだよ って感じかな



組み合わされてる部品の一つ一つが
手作業で作ってるなぁ〜 って感じるんです
  うわっ!この部品叩き出しじゃね?
  あらら、ローレット歪んでるよ
  ヘアーラインが荒いなぁ〜
  リベットの処理が左右で違うんですけど…



随所に工夫の跡があるのもウットリしますね


これを見てるだけで気分がいい




ま、これは「リールの魅力」ではありませんが…





ちゃんとリールの魅力もあるんです



まずは
「ダイレクト・リールってどんな物なの?」



そこからですよね






では 画像をUP致しましょう



次回…






ランキング参加中



にほんブログ村 釣りブログ 釣具ハンドメイドへ
にほんブログ村



↑↑ ポチッと押してランキングUPにご協力をっ!!





俺の持ってるのはそんなに高価な物じゃないですけどね
それにしても話が中々前に進まないなぁ〜




「リールの話 7」へgo!