ルアー・デザイン　第４回

過去の記事
ルアー・デザイン　第１回
 ルアー・デザイン　第２回
 ルアー・デザイン　第３回

ルアーのデザインとは
「ルアーの進みたい方向を制御すること」です

　　お、言い切った

よく分かりませんね
極端な形で考えてみると分かりやすいです

下の絵を見てもらいましょう

左は「細長い形」
右は「まん丸い形」

これを手前、下に引っ張ってみると
左のルアーは左に行こうとしますが
右のルアーは「右に回転しよう」とします

これ大事

めんどくさい力学なんかは全部無視
当たり前のことでいいんです

単純ですが　これが
「ルアーの進みたい方向を制御すること」です
こーゆー形が大事ってことが分かってればいい

忘れがちな大前提

改めて言われるとバカらしいですけどね

つまり
長いスケーティングをさせたいなら長いルアー
キビキビと動かしたいなら短いルアー

って　ゆーのが基本です

では「Yebisu」の開発コンセプトはどうだったでしょうか？

キビキビと
小気味よくターンするペンシルベイト

でした

キビキビと動かしたいけどターンもさせたい
長いルアーでもなく、短いルアーでもない

なんとも欲張りなコンセプトです

でも簡単
要するに「長くもなく、短くもない」ルアーにすればいい

ということは　その中間のルアー

で、コレ

いや、手は冗談ですが
デザインとしてはこれでも全然OKです

これからウェイトの位置やらフックの位置やらを
工夫していくのも否定はしませんが、が、が！

全然面白くないっ！！

と　言うわけで次回は更に
「こいつバカじゃねぇの？」的なデザインコンセプトに迫っていきます