ルアー・デザイン 第3回




ルアー・デザイン 第3回

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ルアー・デザイン 第1回
ルアー・デザイン 第2回


さて、ルアーを動かすにはどうしましょうか?


まずはルアーライン(糸)を用意しましょう
これで一応ルアーは動かせます


ロッドリールがあった方が尚いいのは言うまでもありません


そして絶対必要なのが釣り人水辺


釣る気がなければ魚は必要ありませんが
もちろん釣る気があるなら ただの水辺ではいけません
魚のいる釣り場が必要です



ではルアーをキャストしましょうか


「ほいっ」っと


チャポン…



このままでは釣り場に新しいゴミを入れただけなので
アクションさせます


ルアーを投げた後はこんな感じになってるはずです
ルアーを上から見たと思ってください



ルアーにロッドで「チョン」と力を加えてやります


そうするとルアーに対して「赤の方向」の力が働きます



でもルアーとしては「青の方向」に行きたいわけで
素直に「赤の方向」には行ってくれません


それでいいんです


いいんですっ!   カビラチックに…



ルアーの「青の方向」に行きたい気持ちが強いうちは
方向に進みます スイーッと


しかしながら いつまでもルアーも自己主張は出来ないので
やがて「赤の方向」に向かわざるを得ません



「赤の方向」に引っ張られる訳です


方向転換 軌道修正 前言撤回 等々…


霞ヶ関的言い方はどうでもいいんですが


一応「ターン」する と言います



そうすると「青の方向」に変わります


ターンした時には
ロッドで加えた「チョン」って力は弱まってきているので
「赤の方向」の力が無くなります


というわけで
ルアーは俄然「青の方向」向かいます


スイーッと進んで行きます


で、またロッドで「チョン」としてやれば
今度はへとターンする訳なんです




これを繰り返して
「左」→「右」→「左」→「右」…
と動く ってな仕組みです



分かったかな〜


こんな記事だけじゃ


「分かるかなぁ〜、分かんねぇだろうなぁ〜」


やってみると簡単なんですけどね



要するにどんなルアーでも
ルアーが進もうとする方向と
ロッド、もしくはリールによって加える
向かわせたい方向の力のバランスで
ルアーはアクションするんです



これが分かってるとルアーのデザインが
かなり変わってきます


もちろん分かんなくても問題なくルアーは作れるんですが
分かってる方が
「狙った動きを作りやすい」


何となく出来たルアーで釣っても
「釣れた」にしかならないでしょ
「釣った」とは違う


そゆこと




さて、ロッドで加える「赤の方向」の力は
釣り場でいかようにも変えることは出来ますが


ルアーの持つ「青の方向」の力は そうはいきません


ルアーに「青の方向」の力をどう持たせるかこそが
ルアー・デザインだと言っても過言ではありません
いや、過言だろ…



じゃ、その辺を次回…



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