ダイレクトリール達 1ー5



〜 第1回  その5 〜



SPIRAL WIND



LONG CAST 1838






さてさて、このリールの紹介も 今回で最終回としますね


飽きたでしょ かなり前に…。






この ”うずまき棒” でラインと巻き取る仕組みは
ものすごいアイディアだと思うのですが、


欠点があるんです


それも かなり重大な欠点が。




それは 「ギヤの多さ」




しょうがないんですけどね
”うずまき棒” を動かさなきゃならないから
どうしてもギヤの数が増えてしまう


でも ギヤが回れば それは当然 ”抵抗” になります
ギヤの数だけ抵抗は増えていきます
すると、ルアーの飛距離が大きく落ちる
  その上、ラインが ”うずまき棒” に常に接してるという欠点もある


キャスティングリールなのに キャストに難アリじゃイカンでしょ



そこで先人は考えた



ほとんどのダイレクトリールはキャスト時に
スプールと一緒に ハンドルも回ります


本来はハンドルも抵抗になるのですが、



  「ハンドルがもっと回れば、飛距離も伸びるんじゃね?」



と ハンドルにも ひと工夫したようです




ハンドルノブの形が独特ですね


正式名称は知りませんが
俺は 「ティアドロップ・ノブ」と呼んでいます


キャスト時にはこのティアドロップ・ノブが
遠心力によって 外へと広がるんです



こうなることで遠心力が増し、よりハンドルが回転する


結果、飛距離が伸びる……ようです


正直なところ よく分からないですけどね


でも他のダイレクトリールと さほど遜色のない飛距離が出ますので
ちょっとは貢献しているのではないかな と思います



これはアメリカ仕様のハンドルノブだそうで、
イギリス仕様では普通の丸いノブになってるそうです
どっかでそんな話を聞いた気がしますが、真偽のほどは分かりません


ま、でもハンドルノブの形が2種類あるのは確認してますので
いつか投げ比べて見たいものですね





さて、
思いの外長くなった SPIRAL WIND の紹介でしたが 今回で終了です


次は どのリールにしようかな



では、次回





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出来れば入門者用のがいいかなぁ〜




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